現在一般的に行われているリウマチ治療には、相互に密接な関係を持つ3つの問題点があります。
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クリニックハイジーアでは、一人一人の原因を把握した上で副作用がない根本的な治療を行っています。
検査項目が限定されてしまうため原因の把握が不十分
関節リウマチを根本から治療するためには、その原因を掴まなければなりません。しかし、健康保険を使った一般的な医療の範囲内では保険点数の問題で検査項目が10数項目程度に限定されてしまいます。詳細な検査を行うことができないため、関節リウマチの原因や体内環境を十分に把握することができないのです。
根本的な治療ではなく「対症療法」
上記1で示したように原因の把握が十分ではないため、現代西洋医学における関節リウマチの標準的な治療は、炎症を沈静化させ、いかに痛みを軽減しコントロールするかを主目的とした「対症療法」となっています。抗リウマチ薬や消炎鎮痛剤・ステロイド剤の投与・関節内ステロイド注入などの薬物療法、そして最終手段として手術療法といったことが行われる対症療法ですが、これはリウマチの「根本治療」をしているわけではありません。強力な薬物は、一時的に関節障害を止めることはありますが、多くの場合、継続して進行を止めることはできません。
対症療法で使用する薬の副作用が大きい
病状が進行すると、対症療法ではステロイド剤や免疫抑制剤を使用することが多くなります。しかし、それらの薬剤は免疫力を低下させるため、肺炎・気管支炎にかかりやすくなるのです。特に合成ステロイド剤を長期間大量に用いると、骨粗鬆症を引き起こす原因となる他に骨芽細胞活性抑制・活性型ビタミンD合成抑制・副甲状腺ホルモン分泌亢進などの副作用があることも認められています。劇的な改善作用を持つ薬品は強い副作用を持つ「諸刃の剣」なのです。
各種薬剤の副作用について
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ステロイド剤について
合成副腎皮質ステロイド剤は、強力な抗炎症作用があり劇的な改善が認められますが、その反面必ず副作用があります。
ステロイドの副作用と対策
| 副作用 | 対処法 | |
|---|---|---|
| 重篤な場合 | 易感染症 | 抗菌薬の処方 |
| 骨粗鬆症・圧迫骨折 | ビス製剤・ビタミンK・ビタミンD | |
| 糖尿病 | 食事制限・インスリン使用 | |
| 動脈硬化・高脂血症 | 食事制限・HMG‐CoA・還元酵素阻害薬 | |
| 無菌性骨壊死 | 免苛・外科的治療 | |
| 精神障害 | 抗精神薬・抗不安薬・抗うつ剤 | |
| 消化性潰瘍 | 胃粘膜保護薬・抗潰瘍薬 | |
| 高血圧 | 塩分制限・降圧薬 | |
| 副腎不全 | ステロイド・服薬指導 | |
| 白内障・緑内障 | 点眼薬・外科的処置 | |
| ステロイド筋症 | ステロイド減量 | |
| 軽症な場合 | ニキビ様発疹・多毛症・満月様顔貌・食欲亢進・体重増加・月経異常・皮下出血・紫斑・多尿・不眠・多汗・浮腫・低K血症 | |
ただし、関節リウマチのような自己免疫疾患やアレルギー疾患をお持ちの患者さまの中には、もともと副腎機能の低下がある方、またはHPA系(視床下部-下垂体-副腎皮質の調節経路)に機能不全がある方が多いことがわかっており、そのような方は自然な副腎皮質ホルモンを生理的な量で補うことが必要な場合があります。
ホルモン剤についてはこちらをご参照ください。
抗リウマチ薬について
関節の破壊は進行性で、発症後2年以内にはその破壊がはじまることがわかってきました。現在の薬物療法では、早期に関節破壊を抑える効果が期待される抗リウマチ薬を用いることが多くなっています。しかし、年齢や合併症の有無、副作用などを考慮すると抗リウマチ薬の選択には難しい問題が残ります。
抗リウマチ薬と副作用
間質性肺炎、骨髄抑制、肝機能障害、腎障害
抗リウマチ薬による肺障害の特徴
| DMARDs | 発生頻度(%) | 総投与量(1日当たり) | 発症までの期間 |
|---|---|---|---|
| 金製剤(GST) D-ペニシラミン ブシラミン サラゾスルファピリジン メトトレキサート |
0.75~1.7 0.006~0.7 1.4 0.26 2.0~5.5 |
85~3,000mg 200~900mg 200~300mg 1~2g 2.5~15.0mg/週 |
4~78週 18日~2年 2~6か月 2~15週 2~111週 |
抗リウマチ薬による腎障害の原因
- 金製剤
- D-ペニシラミン
- ブシラミン
- ロベンザリット
非ステロイド系抗炎症薬について
非ステロイド系抗炎症薬は消炎・鎮痛・解熱作用を目的としており、関節痛や関節の腫れを和らげる効果がある一方、長期間の使用は出血や潰瘍などの副作用をともないます。最近では、長期の使用が関節炎を悪化させることを示唆する研究結果も出されています。(関節の周りの炎症は、体が感染に抵抗するときに起こります。関節痛の原因となる感染がある状態で、無理矢理その炎症を非ステロイド系炎症薬が抑え込むので、感染は広がり関節炎の症状が悪化するといわれています。)
非ステロイド系抗炎症薬の副作用の種類
| 共通してみられるもの | |
|---|---|
| 消化器 | 悪心・嘔吐・口内炎・逆流性食道炎・胃痛・胃重感・急性胃粘膜病変・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・下痢 |
| 腎・泌尿器 | 腎機能低下・浮腫・乳頭壊死・間質性腎炎 |
| 肝 | 肝機能障害・肝炎 |
| 循環器 | 高血圧・血管炎・虚血性心疾患の悪化 |
| 呼吸器 | アスピリン喘息・急性肺水腫 |
| 中枢神経系 | めまい・頭痛・無菌性髄膜炎・難聴・健忘症などの精神障害 |
| 皮膚・粘膜 | 薬疹・多形滲出性紅斑・光線過敏症 |
| 血液 | 再生不良性貧血・赤血球ろう・血小板減少・好中球減少・自己免疫性溶血性貧血 |
| 全身性 | アナフィラキシー・発熱・薬剤性ループス |
| 特異的にみられるもの | |
|---|---|
| アスピリン | 耳鳴り・難聴・ライ症候群 |
| インドメタシン | ふらふら感・めまい・頭痛・パーキンソン症状の憎悪 |
| イブプロフェン・スリンダク | 無菌性髄膜炎 |
| メフェナム酸 | 溶血性貧血 |
| フェニルブタゾン | 再生不良性貧血・無顆粒球症 |
| ピロキシカム | 光線過敏症 |
ホルモン剤(化学合成されたホルモン)について
健康の維持や関節リウマチのような慢性疾患の治療のためには、全身のホルモンシステムがしっかり機能していることが重要です。しかし、ホルモン分泌が低下している時に化学合成された「ホルモン剤」を使うと、かえって望ましくない結果を引き起こす可能性があります。
自然なホルモンと化学合成されたホルモン
治療として使用するホルモンには大きく分けて2種類があります。これは日本ではまだあまり知られていないことですが自然なホルモンと化学合成された「ホルモン剤」です。現在、日本の保険診療の範囲内で使用できるホルモンは、そのほとんどが人工の合成ホルモン、いわゆる「ホルモン剤」です。関節リウマチなどの治療にはステロイド剤であるプレドニゾロン、甲状腺ホルモン剤としてはレボチロキシンなどがよく使用されます。
これらの化学合成されたホルモンは、私たちの体内で自然につくられるホルモンとは違った化学構造を持っています。化学合成ホルモンは、人間が化学的に手を加えてつくり出した「製品」なのです。これらは一見自然なホルモンと似てはいますが、体内に入った時に及ぼす作用は大きく異なります。
例として、私たちの体が自然につくりだしている「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と、化学合成された「プロベラ(酢酸メドロキシプロゲステロン)」で説明します。プロベラは更年期障害の女性ホルモン補充療法などでよく使われる「黄体ホルモン剤」です。2つの形の違いをご覧ください。(下図参照)
プロベラの方には自然なプロゲステロンにはない余分なつながりがあります(矢印部分)。これが体の中で異なる作用を生み出す原因となります。
自然なホルモンと人工合成ホルモンの比較
化学合成ホルモンはなぜ危険なのか?
本来ホルモンは、体内で「鍵」と「鍵穴」のように働きます。それぞれの分泌腺(ホルモンを分泌する器官)よりホルモン(鍵)が分泌され、血液の流れに乗って体内の細胞の表面(または核)にある受容体(鍵穴)に届けられます。そして「鍵」が「鍵穴」にぴったりとはまる=ホルモンが受容体に結びつくことで細胞に情報を伝え、体内で自然な化学反応を起こしているのです。しかし、現代医学において標準的に治療に使用される化学合成された「ホルモン剤」は、人間の体がつくり出すホルモンとは違った鍵の形をしているために、厳密には体内の「鍵穴」(受容体)にぴったりと結びつくことができません。そのため本来のホルモンが持っている働きとは異なる作用を人体に及ぼしてしまうのです。また、化学合成された「ホルモン剤」は受容体と結びついて体内に残存する時間が長いため、自然なホルモンよりも長期間作用し続けることになり、これも予測不能な結果を招くことになります。これらの点から化学合成のホルモンは常に副作用の問題をはらんでいるといわざるを得ません。
上記からわかるように、現在の西洋医学に頼った治療は「対症療法」であり、関節リウマチを根本的に治癒させるものではありません。しかもその副作用は看過できないレベルのものです。
今、従来の医療とは異なった視点で関節リウマチの治療法を考え直すことが強く求められているのです。
クリニックハイジーアでは、抗リウマチ薬や合成ステロイド剤を使わずに関節リウマチを根本的に治療する独自の統合医療を行っています。





